座談会

教育とは、決して一方的に何かを伝えることではありません。子どもの未知なる可能性を引き出すために、教師も成長し続ける必要があります。教えることは、学ぶこと。私たちは、子どもたちに向き合い共に成長していきます。

だれもが
美しい種をもっている

私たちは思います。世の中がどんなに変わっても、子どもたちには本来持っている、人を慈しみ愛する心、ひたむきな探究心、未来を信じる力があるということを。私たちができることは、子どもたちの内に秘められた美しい種を見出し見守ること。なかなか芽を出さない子もいるかもしれません。風雨に耐えかねて折れそうになること、枯れそうになって水をやらなければならないこともあるかもしれません。けれども、じっと待つこと。私たちは「一心に、一身に。」向き合います。
子どもたちはみな、自ら花を咲かせる力があると信じて。

  • 二宮先生

    二宮 先生

    10年目
    算数主任、4年生学年主任

  • 康永先生

    康永 先生

    4年目
    1年生担任

  • 高部先生

    高部 先生

    2年目
    理科専科

二宮

僕が育てたいのは、自ら考え課題を見つけて解決する子。たとえば算数の授業で、立方体を分解して、展開図が4種類できるねという授業をしたんです。すると翌日、ある子どもが「家でもやってみたら15個あった」と言う。それを聞いた他の子が「もっとあるかもしれない」と、次の日に30個も考えてきた。こんなふうに、こちらがきっかけさえ与えれば、自分でどんどん課題を広げて探究できる子が育ってくれると嬉しいです。

康永

40人の子どもたち一人ひとりの個性を認めながら一つの方向性にまとめるのは、難しいと感じることもあります。でも、2年生の担任をしたときに、年度初めには九九を知らなかった子どもたちが、3学期の終わりにはできるようになっていました。子どもたちの成長の瞬間を共にすることができるのは教師の醍醐味だと思います。大縄跳び大会のときは、得意な子、苦手な子、いろいろな子がいる中で、最後は力を合わせ新記録を出すことができました。最初はあまり練習に熱心でなかった子も本当にいい笑顔を見せてくれました。こんなときも、教師をやっていてよかったなと思いますね。

高部

教員になってようやく2年目の新米ですが、授業面でも生活面でも先輩たちがとても親切に教えてくれますし、教員研修も充実しているのでとても心強いです。ベテランの先生に付いて副担任をさせてもらったのですが、その先生はとてもほめ上手で、最初は心を開かなかった子が、ほめることでどんどん変わっていくのを目の当たりにしました。私もそんなふうに子どもたちと接していきたいと思いますね。未熟ながら心がけているのは、

 

自分がだれよりも授業を楽しむこと。たとえば氷の実験では「ほら、水が凍ったよ!」と、心から驚いて声をかける。すると子どもたちも応えてくれます。科学の不思議や驚きを、もっと子どもたちに伝えたいです。

二宮

40人の子どもたち全員が「楽しい!」と言ってくれるクラスが私の理想です。心がけているのは「これをしなさい」と言わないこと。子どもたちが勝手に調べ始めたり、遊びの中から法則を見つけたり、そんなきっかけづくりができる教師でありたいと思います。

高部

誰かが意見を言ったときに「それ違うよ」ではなく「それ面白い!」「そういう考えもあるね」と言える子どもを育てたいと思います。

二宮

卒業文集に「人の意見を聞けるようになったことが自分の最大の成長」と書いてくれた子がいました。私たちの気持ちが伝わったのだなと嬉しく思いますね。

自分も他人も大切にできる、
そんな子供を育てたい。

自分も他人も大切にできる、そんな子供を育てたい


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