高い指導力 ICT教育で、子どもたちをより明るい未来へ

昭和学院小学校は、「明敏謙譲」すなわち、明朗にして健康、自主性に富んだ子ども、謙虚で個性豊かな人間を育てることを建学の精神とし、「高い学力とやさしい心」を教育目標に掲げています。子ども一人ひとりの個性を伸ばし、可能性を広げる教育の推進に努め、笑顔のあふれる学校にしたいと考えています。

教員同士の学び合いが高い指導力の源

昭和学院小学校では、授業をとても大切にしています。そして、よりよい授業づくりのために教師たちは日々自己研鑽に努めています。どうすればもっとよい授業ができるのか、互いに授業を公開し、若手もベテランも対等に忌憚のない意見をぶつけ合う「授業研究会」は昭和学院小学校の伝統となっています。教員同士が自主的に勉強会を開き、日々授業改善に取り組む姿もよく見られます。常にアンテナを張り、新しい技術や手法を研究し、貪欲に授業に取り入れることも、本校の特徴となっています。

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ICTを日常的に使いこなせる環境

2020年度から、全国のすべての小学校に児童一人1台のタブレット端末が導入されました。しかし昭和学院小学校では、2010年から校内LANを完備し、電子黒板やプロジェクター、タブレット端末を導入して授業の中で日常的に活用しています。黒板やノートのほうが効果的な場面では、これらのアナログツールも活用します。ICT教育とは、ICT機器の使い方を学ぶことではありません。

さまざまなメディアの特性を知り、状況に応じて使い分け、自在に使いこなす力を身につけることです。生まれたときからICTに囲まれて育ったデジタルネイティブの子どもたちは、臆することなく最新のテクノロジーを受け入れ、大人が思いもつかないような発想で表現の世界を広げてくれます。私たちにできることは、子どもたちに環境を与え、可能性を広げる支援をすることなのです。

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昭和学院小学校のプログラミング教育

2020年から、小学校5、6年生のプログラミング教育が必修化されましたが、昭和学院小学校は10年以上前から、1年生からプログラミング教育を行っています。
プログラミング教育の真の目的は、プログラミング言語を学ぶことではなく、論理的に考えて問題解決する力を身につけることです。昭和学院小学校のプログラミング教育は、パソコンの中で完結するのではなく、実際に手を動かし試行錯誤しながら、体験的に「プログラミング的思考」を学んでいくことを大切にしています。

ICTの発展によって、これからの世の中がどのように変わっていくのか。今の大人たちには想像することもできない未来を子どもたちは生きていかなければなりません。どのように時代が変わっても求められるのは、自分の頭で考え、仲間と協力し合い、課題解決できる力です。そのような力を育てていくために、教職員一丸となって日々努力を続けてまいります。

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プリモトイズ キュベット

低学年のプログラミング教育で使用します。「前へ」、「右へ」などコマンド(命令)が組み込まれたブロックを並べるだけでプログラムが完成。Bluetooth接続された木製の小さなロボットが動き出します。

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レゴ・マインドストーム

高学年のプログラミング教育で使用します。まず、レゴ・ブロックでロボットを作り、パソコンでロボットを動かすためのプログラムを作成します。プログラムは、アイコンを並べ替えるだけで直感的に作成することができます。

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