昭和学院小学校 学びの窓

3時間目 算数

難しい問題に直面しても
あきらめずに考え抜き、
みんなと協力して
解決する力を育てる。

算数で、考える。

考える過程を大切にし、自分で問題解決する力や他者の考えから学んだり、協力して解決したりする力を育てます。

昭和学院小学校が目指すのは、自ら課題を発見しそれを解決しようとする子どもを育てること。AIスピーカーに話しかければ簡単に答えを得られる時代に、計算ができたり公式を知っているだけでは意味がありません。見たことのない問題に出合ったときに、今まで習った知識を使ってどういう手順で解けばいいのか、あきらめずに考え抜く力がますます重要になっていきます。

昭和学院小学校では正解を導くことではなく、答えが出るまでの過程を大切にし、公式を教えたら5分で終わる問題を45分かけて考えさせます。前に習ったことが使えないかな? 条件を変えてみたらどうなるだろう? と子どもたちと振り返りながら学ぶことで一つの規則や原理が他にも応用できることを自然と理解できるよう授業を組み立てています。

隣の子と話し合いながら考えたり、iPadを使って、みんなと考え方を共有する時間も大切にしています。「そういう考え方もあるんだね」と、他者の考え方の良い面に気づいたり、一人では解けなかった問題も協力すれば解けるという経験をしてほしいのです。

あきらめずに課題に取り組んだり、問題解決のために友達と協力した経験は、大人になってからも必ず役に立つはずです。

Teachers’ Voice 教員インタビュー

算数専科 1年1組担任 真中 依里 先⽣

子どもたちが自分で数学的なきまりを見つけて、どんどん発展的に考えていけるようになってほしい。そのために、子どもが自ら考えたくなるような出題の工夫をしています。難しい顔をして考えていた子が、「わかった!」と笑顔を見せてくれるときは嬉しいですね。

Students’ Voice みんなのこえ

数える、比べる、を正しく身につける。

  • これまで知らなかった解き方を学び、新たな発見をしたり、実際に解けた時に喜びを感じます。「なぜ、そうなるのか?」という考え方をこれからも大切にしたいです。

  • 授業で行う数字のゲームが好きです。「ノートの書き方が上手だね」と、先生に褒められてうれしかったので、誰が見てもわかるノートづくりをこれからも頑張りたいです。

  • ブロックを使って計算する授業がわかりやすくて面白いです。先生は答えがわかるまで教えてくれたり、やる気にさせてくれるので勉強が頑張れます。

  • 私の意見が他の人と違っても、みんなしっかりと聞いてくれるので、積極的に手を挙げて発言するよう心掛けています。わからないことはその都度先生に聞いて理解しています。