「夢」を持てる子どもを育てるためにこれからの教育に必要なこと
昭和学院小学校
教員からのメッセージ
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試行錯誤して
深い学びを追求し続けたい西尾 菜々穂 先生 ■ 4年生担任/国語専科子どもたちにとって、どんな学びが大切か。深い学びとは何か。私たちは長い時間をかけて議論してきました。授業の始まりと終わりで、生徒にどんな変化があれば深い学びがあったといえるのか。まだ答えは見つかっていませんが、「これでいい」と思ったらおしまい。試行錯誤しながら授業づくりをしていくことに意味があると考えています。
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英語力プラス、自分の意見を持ち
異なる価値観を理解することエーロン・ロマニック 先生 ■ 英語専科母国語を覚えるように自然に英語が習得できるプログラムを採用し、英語で話せる力を身につけます。スキルを学ぶだけでなく、スピーチコンテストや、イングリッシュキャンプなど、実際に英語を使う経験を通して、コミュニケーション力を高めます。英語力プラス、自分の意見をしっかり持ち、自国の文化も他国の文化も大切にできる人に育ってほしいです。
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人間にしかできない力を育てたい
東郷 晴也 先生 ■ 2年生担任人生は問題解決の連続。算数の問題を解くことと通じるものがある。学校の勉強って、教科のことを学ぶようでいて、実は人生を学ぶ場なのかもしれない。問題を解くことやテストで良い点数を取ることだけが大事なのではなくて、どうやって答えを導けばいいのか、みんなと相談したり試行錯誤して考えることが大事。それはAIにはできない、人間だけができることだから。
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正解を出すことよりも
自分で考え学ぶことを大事にしたい高部 菜月 先生 ■ 理科専科たとえば6種類の水溶液が、それぞれ何の水溶液か判別しなさいという課題があるとします。重要なのは正解を出すことではなく、どうやって調べるか、何が必要か、どの順番でやるか、自分たちで考え、計画を立て、実際に試してみること。失敗もし、さまざまな経験から学ぶこと。教師に求められるのは、子どもの“知りたい気持ち”を喚起する、仕掛け作りだと思います。