4年生 分度器を持って教室の外へ出よう

2025.06.23 12:57
4年生以上は週3回、学校に残ってもう少し勉強したいなと思う子を対象に、放課後学習会を実施しています。4年生の放課後学習会では授業内容の補充を、教科書やドリル等を使って少人数で学習しています。子どもたちの様子によっては、授業内容+αの発展的なものを扱ったり、授業時間ではできない〝ダイナミックな活動〟を行ったりしています。
先日の算数の学習会では、通常用いている分度器を「かたむき分度器」に変身させて、身の回りにあるいろいろな角を自由に探して測りました。写真はその様子です。階段の傾きや展示されている習字作品の文字の傾きを調べたり、校庭に出てすべり台やうんていの傾きを調べたりしました。
「へえ〜、階段って20°の傾きがあるんだ!」教科書やプリントにかかれた角の大きさを、言われるがままに分度器で測るだけでは、味気ないです。自ら角にはたらきかけるこのような活動が、角度に対する量感を豊かにさせると考えています。