3年生 「んもう、何とかしたい!」

2026.06.25 16:35
3年生の算数「長さ」の学習では、〝巻き尺〟を学びます。
「こういうのがあります。巻き尺と言います」とすぐに教えてしまうこともできますが、算数は考える力を育てる学習です。単に知識・技能を詰め込むのではなく、巻き尺がもつよさに子どもたち自身が気付けるように指導したいところです。
「10m先はどこでしょう? 10mだと思うところにしるしを置いてみましょう」
こう話して、子どもたちに10m離れた場所を予想させました。本当は校庭で活動したかったのですが、今日はあいにくの雨。それでも本校は広い校舎をもっていますので、2階のオープンスペースで10m先を予想させました。
とても遠くの方に10mを予想してその目印を置いた子やすぐ近くに置く子等、子どもたちの予想はバラバラでした。
「よーし、ピッタリ当てた子はいるかなあ。実際に測って確かめよう!」子どもたちは自分の定規を使って、予想した目印までの長さを測り始めました。
しばらくすると、「先生、大変…」と話す子がいたので「どうしたの?」と尋ねると、「定規を1つ分、2つ分、…、と測りながら動かしていくとズレていったり、(子どもが持っている定規が15cmや17cm等中途半端な数値のため)長さを合わせていくのが大変だったりする!」と話しました。
そこで、全員集合して緊急作戦会議です。
「何人かが一緒になって定規をくっつけて測ればいいよ」一人の男の子のアイデアが、みんなに認められました。しかし、その方法でやってみても、やっぱりズレてしまったり目盛りを見て計算するのが大変だったり…。
「あー、10mの定規がほしいよ」「そんなに長かったら、持ち運びが大変だよ」子どもたちの意見のやりとりが続きます。
「10mの長さを、持ち運びが大変じゃない定規にできれば解決なのにね」こう話すと、静かな時間が流れていきました。何とかうまくできないか…。
「あっ、折りたたみの形にしたらどう?」「そうかあ、かさにも折りたたみっていうのがあるよ」「いいねえ、それだそれだ!」
そろそろ、巻き尺を登場させてもよさそうなタイミングです(^^)。最後は巻き尺を使って、自分の予想した長さと10mを測って比べました。