校内研究会(道徳科)

2022.06.21 18:43
小学校には、様々な個性や能力をもった子どもたちが集まっています。子どもたちの隠れた能力を見出し、さらに伸ばすことが、教員一人一人に与えられた使命だと考えています。それだけに、日々の授業がとても大切になります。
どのような発問をすれば、子どもたちの考えは深まるのか。また、どのような教材を、いつ、どのように提示すれば、子どもの知的好奇心を刺激し、進んで取り組もうとするのか。
このようなことを、毎日考えて授業に臨んでいます。
しかし、その考えが独りよがりなものであってはいけません。
そこで、本校では全職員でお互いに授業を見合い、協議し、講師の先生からご指導いただく機会を設けています。それが、校内研究会と呼ばれるものです。
本日(21日(火))には3年生の授業から、よりよい授業について考えました。3年の授業の主題は、「友情、信頼」でした。授業では、一見、いじわるをしているように見えた子が、実はその子の体のことを思って「残したらいけないんだあ」と給食を残していることを指摘したのですが、いじわるをしていると思われて……、というお話を使い、「2人がなかよしになるにはどうすればよいか」を活発に話し合いました。授業後には、子どもたちが自分事として考える別の発問があったのではないか。教材の与え方は適切だったのかなど、大人も活発な話し合いを行いました。また、講師としてお招きした、筑波大学付属小学校 加藤宣行先生には4年生で授業をしていただき、〝子どもを考える主体にする道徳授業〟についてご講演もいただきました。学んだことを、明日からの授業に生かしてまいります。