2023-11-18
18日(土)に、奨学会バザーが行われました。毎年、役員の皆様の企画・運営のアイデアには驚かされることばかりです。今年度も子どもたちが大喜びの、景品付き体験型ゲームの数々に、その場でつくって〝オリジナル作品〟を持ち帰ることのできるワークショップコーナー、保護者の皆様からご提供いただいた提供品やリユース制服、通常は中・高校校舎内にある売店の出張販売などの販売コーナーにカフェコーナーなどたくさんのコーナーが用意され、時間があっという間に過ぎるほど、とても充実した楽しいバザーとなりました。
昨年度はコロナ禍での開催ということで、2学年ごとに実施日時を分散して行ったり、密を防ぐためにゲームコーナーの数を少なくして新たにワークショップコーナーを設けたりするなど、役員の皆様による、感染予防と子どもたちの笑顔を生み出すきめ細かな工夫がありました。
今年度の工夫は、何と言ってもアフターコロナを象徴するかのような、〝お化け屋敷〟の開催です。
実は本校で〝お化け屋敷〟を行うのは、初めてではありません。以前、「昭和プチフェスティバル」で6年生が行ったことがありました。「昭和プチフェスティバル」は新型コロナウイルスの感染拡大が影響してバザーが中止となった年、「だったら、自分たちでバザーのようなことができないか」と児童会が中心となって考え、4〜6年生の各学級が全校児童で楽しめる企画を用意し、中・高校の文化祭のような雰囲気をつくって行った行事でした。そのとき、6年生がお化け屋敷を行ったのです。全校児童に大人気だったこのお化け屋敷を役員の皆様もご存知で、今回、「大人がつくったら『こんなお化け屋敷ができる』というものをやってみよう!」と張り切ってご準備くださいました。
子どもたちが入場する前、「確認&リハーサル」と称して、実際にお化け屋敷に入らせていただきました。(^^;)   ※下の動画参照
お化け屋敷ではただ進むだけでなく、真っ暗な中でのミッションが与えられるのですが、そう簡単にこなすことはできません。不気味な音楽が流れる中、ミッションを行おうとすると、突然、光る物体や幽霊が現れたり、足元の感触が急に変わったり、鏡の景色が変わったり……。細かな仕掛けの数々や幽霊役を上手に演じられる姿には、本当に〝ビックリ!!〟でした。お化け屋敷は低学年用、中学年用、高学年用と、学年によって怖さのレベルも違うつくりになっていたそうです。
本日のバザーには、たくさんの方にご来校いただきました。また、当日のお手伝い係をお願いしましたところ、多くの方々が進んで引き受けてくださいました。皆様のご支援のおかげさまをもちまして、子どもたちにとって忘れられない1日をプレゼントすることができました。ありがとうございました。
 
2023-11-13
11月13日(月)〜12月1日(金)を秋の読書月間と定め、子どもたちも教職員も一緒になって、読書への関心を高める機会にしています。
読書月間は、教職員による読み聞かせ会から始まります。13日(月)の、朝の学習の時間に行いました。
教職員による読み聞かせは、6月にも行っています。その際は学級担任が行ったのですが、今回は趣向を変えて、学級副担任や専科の教員が教室に入って読み聞かせを行いました。「いつもは英語や音楽、体育を教えてくれている先生がどんな本を、どのように読んでくれるのだろう」と、子どもたちは始まる前から興味津々の様子でした。
読書月間では、子どもたちどうしによる読み聞かせも行います。これも前回とは異なり、今回は下学年が読んで上学年に聞いてもらいます。
他にも、図書委員会主催の〝読書ビンゴ〟も始まりました。全員にビンゴカードが配られ、本を1冊借りたらその本の種類(1〜9類)に応じた場所にスタンプを押してもらいます。いろいろな種類・内容の本に触れながら、ぜひ、「ビンゴ!」を目指してほしいと思います。
 
2023-11-09
〝スポーツの秋〟と言われるように、秋は熱中症になるリスクも減り、寒さで冷え込むようなこともなく、体の代謝が高まり、運動の効果が得やすい季節です。本校の子どもたちは秋に限らず、明らかに小雨が降っている状況でも、「先生、休み時間、外で遊べる?」と尋ねてくるほど、外遊びが大好きです。しかし、その一方では、友達と話をしたり読書をしたり、室内でのんびり過ごすことが好きな子もいます。休み時間ですからそれぞれ心身ともに気分転換でき、楽しく過ごすことができればよいのですが、スポーツの秋をきっかけに体を動かすことにも関心をもつことができればと考え、本校では秋に、スポーツに関する2大イベントを行うようにしています。その一つが、10月19日に行われた長縄跳び大会。そして、もう一つが、11月8日に行った「昭和オリンピック」です。
スポーツイベントと聞くと、この昭和オリンピックはがっつりの、運動能力コンテストのように伝わるかもしれませんが、決してそのようなわけではありません。もちろん、運動が好きな子や運動に自信のある子は金メダルや歴代記録の更新を目指して、当日も、当日までの自主練習も、積極的に取り組むことができます。運動が苦手な子にとっては、昭和オリンピックは〝経験の場〟の役割を果たします。当日は、予め決められた(どうしてもできない・難しいと感じる種目を除いた)種目に挑戦します。それまで一輪車に興味を示していなかった子が、この経験がきっかけとなって「一輪車に乗れるようになりたい」と思うようになり、その後の中休みや昼休みに、積極的に友達と練習に取り組むようになった子もいました。
また、種目内容や写真を見るとお分かりのように、「紙コップ積み」や「だんごむし(鉄棒)」など、これまでの運動経験や能力が直接成績に影響するとは限らない種目も用意しました。とはいえ、例えば「紙コップ積み」には指や手先の動き、集中力という運動能力に関わることを、しっかり経験を通して高めることを目指してはいますが、それこそ〝がっつり〟の運動種目に比べれば、メダルをとりやすい種目だと思います。これはできるだけ多くの子どもたちに表彰の機会を与え、がんばりを称賛してあげたいと思う、本校の教育方針によるものでもあります。
今年度のオリンピックで行った種目は、次の17種目です。この中には、子どものアイデアによってつくられた種目もあります。
ドッジボール投げ  ハードル走  一輪車  竹馬  くるくる前回り  のぼってのぼってのぼり棒  
はい!おとなりへボールリレー  レッツジャンプ(縄跳び)  フリースロー  Five targets!  立ち幅跳び  
だんごむし(鉄棒)  アザラシダッシュ  けんけん競争  握力  紙コップ積み  ゴルフ
競技時間はあっという間に過ぎ、種目によってはタイ記録が出て優勝が決まらず、別日に改めて決勝戦を行うものもあります。オリンピックですので結果がそれぞれ出ますが、結果以上に、気持ちのよい秋空の下、体を動かすことを楽しんだり、目標をもって取り組んだり、今まで進んで行っていなかったことを経験してみたりできたことに、大いに価値があったと思います。
2023-11-08
先週は、異学年で構成された生活団の1〜9団が、なかよしデーを楽しみました。なかよしデーの日は清掃時間をなくして、約50分間の長い昼休みの時間を過ごします。さらに、今は昼食も異学年で一緒にとるようになり、子どもたちにとっては通常とは異なる〝特別の日〟となっています。
お待たせしました! 今週7日(火)は、10〜18団のなかよしデーでした。
この日の朝は強い風が吹き荒れ、時折、横殴りの雨が降るという荒れた天気でした。「はたして、なかよしデーは実施できるのか」と不安に思ったのは教職員だけ。各団の6年生はしっかり〝雨天時バージョン〟を考えており、その準備もしていました。幸い、荒天は長く続かず、昼食時には青空が見られ、11月とは思えない暖かさの、気持ちのよい昼休みとなりました。
今週も写真(左上)のように教室以外の場所で昼食をとって〝特別感〟を出したり、低学年も高学年も共に楽しめるようにルールを工夫して遊んだりするなど、6年生のリーダーシップには感心しました。
まもなく6年生は各生活団での指揮・号令役を、5年生に少しずつバトンタッチをし始めます。そして、6年生はみんなの前に立つ5年生にそっとアドバイスを送ったり、後方から5年生の姿を見守ったりします。毎年見られる生活団でのこの〝世代交代〟を通して、5年生は次年度の全校児童のリーダーとして、ぐんぐん成長していきます。
今年度も、そのような時期が近づいてまいりました。
 
 
 
2023-11-02
1日(水)の朝の時間に、11月の朝礼を行いました。「♪昭和の子ら」を斉唱した後は、校長先生の話を聞きました。
11月1日は「111」と数字が並んで「ワンワンワン」と読めることから、「犬の日」に設定されているそうです。このような語呂合わせは、例えば、6年生は歴史上の年号を覚えるのにも役立っています。2年生が学習するかけ算九九も、語呂合わせのようにして覚えていきます。ただ、見たり話を聞いたりするだけでなく、声に出したり実際に書いたりすることで学びを深めることができます。皆さんも見たり聞いたりするだけでなく、実際に口に出してみたり、漢字なども実際に手で書いていきながら学習していくことを大切にしましょう、という話が校長先生からありました。
続いて、市川市児童生徒科学展に出品し、見事入賞した子の紹介と賞状伝達が行われました。
最後に生徒指導担当から、〝挨拶〟についての話がありました。大きな声で挨拶ができること自体も素敵なことではありますが、さらに相手をことを想って、相手にどのような気持ちを与えているのかも考えて挨拶を行えると素晴らしいと思います。また、挨拶に限らず、口から発する言葉は自分の気持ちを伝える道具であることから、相手にかけた言葉によって嫌な気持ちにさせていないかということを考えることも大切です。今月は言葉を丁寧に使っていくことを目標にして生活していくことを、全校児童で確認しました。
しょうわだより