食に関する授業

2022.11.21 17:46
本校では昭和学院短期大学と連携して、毎年1年生を対象に、食について学ぶ機会を設けています。
今年度は本日(21日)に、学級ごとに短期大学に出かけて学習を行いました。新型コロナウイルスの影響もあり、久しぶりの実施です。
授業では始めに三色食品群について、黄はエネルギーになるもの、赤はからだをつくるもの、緑はからだの調子を整えるものというように、それぞれの働きを学びました。その後、写真にあるように、栄養バランスを想像しながら複数ある料理のカードの中から好きな料理を選んで、1食分の献立を考えました。
学習の目玉は、この後です。
選んだカードの料理(献立)にはそれぞれ実物大の模型があり、その模型をトレーに並べてコンピューターの前に持っていくと、自分たちが選んだ料理の栄養バランスを明らかにできるのです。
「ああ、緑が足りなかった…」
「やった!バランスOKだ!」
 
ご指導していただいた短期大学の先生からは、普段の食事で3つのグループの食べ物をバランスよく食べられるようにすることが大切なことや、1回で食べるのは難しいので足りない分は次の食事で補えばよいことも教えていただきました。今日の授業には短期大学生も参加し、子どもたちの活動を優しく丁寧に支援してくださいました。
 
本日、1年生のご家庭には子どもたちを通じて、「しょうたん栄養ニュース」を配りました。この後、全校児童にも配付します。この「しょうたん栄養ニュース」には、糖尿病や高血圧、脂質異常症を防ぐためのポイントや、よく噛むことや間食についてのアドバイスが書かれています。
今回の学習をきっかけに、健康で良好な食生活を実現していって欲しいと思います。