校内ジャマイカ大会

2022.12.06 09:25
〝ジャマイカ〟というゲーム教具をご存知でしょうか。
ジャマイカは、黒色のサイコロ2個と白色のサイコロ5個でできています。
これらのサイコロを回転させ、偶然できた黒サイコロ2個が示す合計数を、残りの白サイコロ5個を加減乗除してつくるというものです。 
本校ではこのジャマイカゲームを推奨し、授業でも扱うようにしています。ジャマイカは何よりも、ただ無味乾燥に与えられた計算問題に取り組むのではなく、子ども自ら数に働きかけて自分で計算を考え、きめられる楽しさと、できたときの達成感を味わえるよさががあります。また、答えにたどり着く方法は1つとは限らず、複数の〝解き方〟を見出す面白さもあります。さらに、友達と競うことで、計算が速くできるようにもなります。通常の学習にも活用することができ、4年生の授業では、ジャマイカで考えた〝解き方〟をノートに記録する際に、(     )を使って1つの式に表す方法を扱いました。
それぞれの教室で行っているこのジャマイカゲームについて、全校児童で速さを競う校内ジャマイカ大会を、5日に行いました。ジャマイカ大会は、2桁の加減乗除計算ができる4〜6年生が対象です。
校内ジャマイカ大会を迎えるにあたり、まずは各学級で予選会を行い、代表者2名を選出しました。そして、各学級2名の代表者が集い、決勝戦を行いました。今年度は、5年生が1〜3位をとりました(写真上)。
ジャマイカは小さく、とても軽い教具のため、いつでもどこでも、一人でも行うことができます。ジャマイカ大会は終わりましたが、これからも進んでジャマイカを使いながら、計算力や数感覚を伸ばしていってほしいと思います。