百人一首大会

2023.01.12 17:03
今日(12日)は、百人一首大会〝本番〟でした。
本校では、日本の文化や言葉に親しむことをねらいとして、百人一首に取り組んでいます。全校児童が百人一首の札を持ち、毎年1月に大会を行っています。百人一首をゲーム感覚で楽しみながら覚え、声に出すことで、自然と言葉のリズムに親しむことができています。
 
大会では、まず、札の色(今年度はオレンジ・緑・黄)ごとに分かれて、代表者を決める予選会を行いました。予選会を勝ち残った子は学級代表としてフレンドリーホールに集まり、トーナメント制の決勝戦に臨みました。さすがは代表者たち!上の句の数文字(「決まり字」)を聞いただけで、素早く札に手を伸ばしていました。1、2年生も上級生相手に一歩も引けをとらず、好勝負をしました。接戦の末、オレンジ・緑・黄色の各色のチャンピオンは、4年生と5年生の3名に決まりました。(写真左上)
まだまだ大会は終わりません。そのチャンピオン3名で、今度は色ごとではなく3色すべてを並べての、グランドチャンピオン決定戦を行いました。(写真右上)
 
百人一首をまとめたのは、先日までNHKで放送されていた「鎌倉殿の13人」の時代、鎌倉時代の藤原定家。今から約780年ほど前のことです。
札に書かれた一首一首を目で見て耳で聞きながら、子どもたちは昔の人の声や昔の時代の景色も感じられた様子でした。