算数で……

2023.01.26 17:56
昨日の冷たい強風はおさまりましたが、それでも、今日も凍えるような寒い1日でした。
しかし、各教室の中では〝熱い〟授業が行われ、子どもたちは活発に学習に取り組んでいました。
1時間目、4年1組の算数では、「面積」の学習をしました。
1辺1cmの正方形がいくつ分あるかで広さを数で表せることを学んだ子どもたち。今日は、各々のノートにある方眼(1マス1㎠)を使って、12㎠づくりを行いました。
「12といえば…?」
「月!」「カレンダー」「干支」「今年はうさぎ年!」「私はたつ年だよ」
「そっかあ。よし!12㎠で干支をつくろう!」こう投げかけると、始めは「えっ、どういうこと?」と不思議に思っていた子もいましたが、すぐに取りかかった子が作った「ヘビ」を見て、「ああ、そういうこと!」「えっ、できるかなあ」などとつぶやきながら、集中して活動に取り組みました。方眼12マス(12㎠)を使って、干支の動物を作るという活動です。
目指すは、動物12こ全制覇。途中で、整った正方形12こばかりを使うのではなく、正方形を三角形に分けて形作るアイデアを見いだした子どもたち。次から次へと動物を完成させていきました。
「ひつじが難しいなあ」「本当に12㎠なの?」友達との情報交換も活発です。
ただ、「たて×横」の公式にあてはめて機械的に面積を求めるばかりでなく、面積が単位正方形(1㎠)のいくつ分で表されることを、子ども自らで働きかけながら実感を伴って理解することを目指した学習でした。
目下、いのししを募集中です。子ども曰く、牙の部分が難しいとのこと。「牙がないと、ぶたになっちゃう」
この後、どのようないのししが登場するでしょうか。(作っていくうちに、途中でカメになってしまった作品もありました!(^^)!。カメも干支にあればよかったですね!)