自然教室 2日目
2025.06.09 23:45
2日目を迎えました。朝の館山の空は、空いっぱいに雲があるものの、雲と雲の間には明るい光が見える〝曇り〟。今日も〝晴れの日バージョン〟での実施です。
起床後、顔を洗ったり布団を畳んだりしたらみんなで海岸に集合して、昭和健康体操で1日をスタートさせました。
朝食後、本日最初のプログラムの房州うちわ作り体験まで時間があったので、ホテル前の海岸に出てタカラガイや鮮やかな色をした貝を拾ったり、靴と靴下を脱いで海に足を入れたりしました。「先生、見て見て!」こう話して見せてくれたビニール袋には、たくさんの貝殻が入っていました。「全部持って帰るの?」と尋ねると、笑顔で頷きました(^^)。楽しい時間になったようです。
足を洗ってホテルの中に入ったら、午前のプログラム、房州うちわ作り体験の始まりです。社会の授業で使用している副読本「すすむ千葉県」にも写真で載っている房州うちわづくりの先生から丁寧に作り方を教えていただき、いざ実践! うちわの骨を等間隔に広げて紙を貼り、うちわの形に添って、紙から飛び出した骨をはさみで切ったら、世界で一つだけの、手作りのうちわの完成です。今日は糊が乾いていないので、あおぐことは止められました。この後、この手作りうちわをあおいで感じる涼風は、きっと心地よく感じることでしょう。
うちわ作りを終えて部屋に戻ったら、すぐにクルックフィールズへの出発準備です。
クルックフィールズでは、広い敷地内をウォークラリー形式で活動班で歩いて、場内のサステナブルな仕組みについて学びました。また、農業体験として、まず、畑から葉を一人3枚摘み、その葉を、放し飼いされているたくさんのにわとりにあげました。次に、紫大根の収穫を行いました。畑から丸々とした紫大根が現れると、皆、嬉しさと驚きの声を上げていました。
昨日同様、昼食を食べようとしてクルックフィールズでレジャーシートを敷き始めたら、空から雨が…。農業体験は、雨カッパを着て行いました。あいにくの雨模様で大変ではありましたが、それでもウォークラリーに畑での農業体験と、〝晴れの日バージョン〟を経験できたことは本当によかったと思いました。
ホテルに着いて入浴し、夕食を食べて部屋で一息ついたら、すぐに消灯時刻を迎えました。今日はたくさん活動しました。きっとみんな熟睡でしょう。しっかり睡眠をとって、最終日も元気いっぱい過ごせればと思います。
