自然教室 3日目

2025.06.10 18:05
6:00、ホテルの窓から見える外の景色は雨。さすがに今日は〝雨の日バージョン〟になると考えて、子どもたちにはマリンシューズを、携帯しない大きいバッグにしまうように指示したのですが、地引網を行うところから「やります」の連絡が! 朝食時にそのことを伝えると、子どもたちは大喜び。今日も〝晴れの日バージョン〟で活動することになりました。
朝食後、部屋を片付け荷物の整理をして、九十九里浜へ。 九十九里浜に着くや否や、地引網体験が始まりました。船から引かれた縄を学年二手に分かれて陸へと引っ張ってはまた引っ張り、「ワッショイ」のかけ声に合わせて引っ張ってはまた引っ張ることを繰り返しました。網が現れ、中を見てみると、ヒラメにアジ、カニやサメ等がいっぱい。子どもたちは恐る恐るサメを触ったりカニをつついたり、最後には海に帰したりしました。地引網体験後、本当は海岸散策を行うつもりでしたが、ここで大粒の雨が降ってきたため、急ぎ昼食場所の屋内に入りました。昼食では、先ほどの地引網でつかまえたアジを急いで捌いて天ぷらにして出していただきました。新鮮でカラッと出来立ての味は、子どもたちにも大好評でした。
これで、3日間の自然教室は終わりです。3日間とも天気に悩まされましたが、それでも全日〝晴れの日バージョン〟の活動すべてを行うことができて、本当によかったです。2年生のなかよしキャンプのときと違って、今回は活動班や生活班等で一人一役の役割をもち、自ら考え友達に呼びかける等、責任をもって行動したことは、間違いなく成長へとつながったことと思います。思いっきり自然を味わったこの3日間の思い出を、いつまでも大切にしてほしいと思います。