2023-07-29
夏の学校もいよいよ最終日、3日目の活動が行われました。
朝食を食べたら早速外に出て、活動班ごとに虫取りを始めました。
実はこの虫取り、ただつかまえるだけでなく、班対抗の〝虫コレ〟勝負にもなっていました。
〝虫コレ〟とは、虫コレクションのことです。
せっかくの虫取りです。ただ「トンボをつかまえた!」だけでなく、さらに詳しく「アキアカネをつかまえた」というように、つかまえた昆虫の名前や種類について詳しくなってほしいと考えての取り組みです。虫をつかまえたらその場で名前を調べ、記録していきます。最終的にどの班がもっとも多くの種類の虫をつかまえることができたかを競いました。
多くの種類の虫をつかまえようと、班ごとに広場やスキー場、森の中などポイントを決めてチャレンジしました。
いろいろな昆虫を探しつかまえたり、じっとオニヤンマの飛行を眺め、下に降りてきた時に合わせて網を動かしつかまえたり、初めは網に入ったアキアカネをさわることができなかった子も今日は積極的に羽根を持って自ら虫かごに入れられるようになったりするなどしながら、あっという間に時間は過ぎました。
虫取りを終えたら、〝虫コレ〟の成績発表です。各活動班が順番につかまえた虫の名前と種類数を発表して、優勝の班を決めました。
昼食を食べ、いざ出発! 学校にむかいました。
2年生にとっては、初めての2泊3日の旅行でした。異学年での生活を通して、上級生の頼もしさも大いに感じました。
「また来年も参加したい! 来年はもっといっぱい虫をつかまえたい」と話した子の笑顔が印象的でした。
 
 
 
 
 
2023-07-28
2日目の活動が終了しました。
 
今日も天候に恵まれた中で、プログラムを進めることができました。
午前中の虫取りでは、グループごとに何種類の虫を取ることができるかを競いながら虫取りを楽しみました。
 
午後の川遊びでは、友達と川の水をかけ合ったり川の中に石を並べて〝基地〟をつくったり、水の流れや滝を使って遊びを工夫したりしながら、楽しい時間を過ごすことができました。
 
気温が高い時間もありましたが、全てのプログラムでみんなが体調を崩すことなく参加することができました。
 
あと1日、元気に楽しく虫取りを楽しんで帰りたいと思います。
 
 
 
2023-07-27
夏の学校がスタートしました。
 
始まりは、水族館の見学です。
水族館では、できる限り自然の状態で展示していることもあり、
いろいろな生き物を見ることができました。
 
ホテルに着くと、すぐにトラップを仕掛けにいきました。
この罠に明日の朝、生き物がかかっているといいなと期待しながら、仕掛けました。
 
夜は、火起こし体験を行いました。
「薪に火をつけるにはどうすればよいか」と活動班ごとに試行錯誤しながら、火起こしをがんばりました。
無事、薪に火をつけた後は、花火をして楽しみました。真っ暗な中で咲く花火の美しさに、あちらこちらから「きれい!」の声が上がりました。
 
 
2023-07-24
いよいよ3~6年生の部も最終回、今日のテーマは「浮く」でした。前回の「色水タワー」で学習した「軽いもの・温かいものは上にいく」という性質が空気にも当てはまることを、水素を使ったり気球の動画を見たりして教えていただきました。
後半は、一人1つの気球をつくって浮かせる実験を行いました。材料はストロー、アルミカップ、ビニル袋、脱脂綿、エタノール、セロテープ。ありふれた素材でシンプルな構造のため、「こんなので本当に浮くのかな?」と疑いつつも、がんばって気球づくりに取り組む子どもたち。
つくった気球を持って体育館に行き、脱脂綿に火をつけてみると……。ビニル袋がパンパンに膨らんできて、ゆっくりと空中へ! この現象にあちらこちらから「飛んだ!!!」と歓声が上がりました。
あっという間の3日間でしたが、体験を通してたくさんの新しい発見ができた、実り多い時間となりました。
2023-07-24
2年生も同じく「温度」をテーマに、温かくなったり冷たくなったりする反応を体験しました。鉄とバーミキュライト、食塩水を封筒に入れ、シェイクすると……、だんだん熱くなっていきました。「熱くなった!」と素直に驚く子どもたち。
続いて、手の上にクエン酸と重曹を混ぜた粉を乗せ、水を垂らすと……、シュワシュワ反応し冷たくなっていきました。「冷たくて気持ちいい!」と、見て感じて楽しみました。
物を混ぜると熱くなったり冷たくなったりするものがあることが分かったところで、「混ぜなくても冷たくなるものがあるんだよ」と佐久間先生。手の甲にエタノールを垂らすと、ひんやり! 「エタノールがなくなっていくときに冷たくなるんだよ」と教えてくださいました。
最後に、酢酸ナトリウムのカイロをお土産にもらいました。60度に温め直して冷ますと、何度でも繰り返し反応を楽しめるそうです。ぜひ、おうちでも試してみてください。
しょうわだより