2023-07-24
サマーサイエンススクールもいよいよ最終日、3日目を迎えました。
今日は「温度」をテーマに、温かくなったり冷たくなったりする実験を行いました。混ぜ合わせることで熱をもったり、ひんやり冷たくなったり、実際に手で触れて温度の変化を感じました。最後は、繰り返し温かくすることができるエコカイロを作りました。60度までお湯で温めて液体状に戻し、冷ましてから中に入っているヘアピンで刺激を与えると、何度でも温かくなる反応を味わうことができるそうです。子どもたちは実験を通して、「不思議だな」「なんでだろう」と呟いていました。
1年生にとって、初めての〝小学校の夏休み〟。40日間の夏休みに出合う様々な景色や出来事に対して驚いたり疑問をもったりする気持ちを大切にしながら、夏休みを楽しく過ごしてほしいと思います。
2023-07-22
3~6年生の部では、「色水タワーをつくろう」というテーマで活動しました。
スポイトでゆっくり少しずつ注ぐことで、色ごとに混ざることなく層にすることができます。子どもたちは皆、真剣な眼差しで取り組んでいました。なぜ、混ざらずに層になるのか。実は色ごとに食塩の濃度が異なっており、重さが違うため、そーっと注ぐことで色が混ざらずに層にできることを教えてもらいました。
後半は、濃度ではなく、温度を変えることで層をつくる方法を試しました。熱いと上側に、冷たいと下側にいく性質を、実験を通して学ぶことができました。
2023-07-22
2年生も、「滑空」の実験に取り組みました。
1年生との違いは、「どのように落ちるのか」に着目するところです。種子を落とす実験から始まりましたが、すぐに自由に行うのではなく、始めは先生から「落ち方をよく見てね」と視点を与えられます。子どもたちは落ち方を観察し、「くるくる」「ひらひら」「ストン」といろんな言葉を使いながら表現しました。中には、手を使ってジェスチャーで表現する子もいました。
「落ち方の秘密はなんだろう?」 1年生と異なり、2年生が目をつけたのは、種です。種の重さによって、進み方や動きが変わってくる - そのことに気付いた子どもたちは、シールを使って、自分たちの作った滑空体に重さを加えていきます。重くてもいけない、軽すぎてもいけない。このバランスをとるために、子どもたちは試行錯誤を繰り返しました。自分たちの、理想の滑空ができた子どもたちは、大喜びでした。
 
2023-07-22
サマーサイエンススクールは、2日目を迎えました。
1年生の部では、昨日3年生以上で行った、発泡スチロールを薄く切ったものを使って、いろいろな落ち方をする物を作る活動を行いました。1年生でもできるように、「滑空体」には限定せず、試行錯誤しながらいろいろな落ち方を体験して楽しみました。好きな形で切ってみたり、種の形を真似して作ってみたり、より自由に活動しました。子どもたちはくるくる落ちる様子を見て、「こっちを向いたらアタリ、こっちならハズレ」というゲームや、「だれが一番長く滞空しているか」を競うゲームを自分たちでつくっていました。ゲームをする中で、どのようにすれば、おもしろい落ち方をするのか、長く滞空するのかを発見し、「先生、ここを曲げると、さっきまでと違う落ち方をするよ!」と教えてくれる子もいました。
ある子が何かを発見をしたり気付いたりしたことをみんなに伝えると、それを聞いた子どもたちもそのアイディアを生かして新しい滑空体をつくりました。普段の学習と同じように、友達のよい考えを取り入れながら、新しいアイディアを生み出すことができました。
2023-07-21
3~6年生の部では、「滑空体」をテーマにして行いました。自然界に存在するいろいろな種子の滑空の様子を、実際に実物を使って高い所から落として比べる体験をさせてくださいました。さらに、滑空する種子として有名な「アルソミトラ」の種子も見せていただき、実際に滑空する様子を動画で紹介してくださいました。
その後、「より長く滑空する滑空体を作ろう」ということで、子どもたちが発泡スチロールを薄く割き、自分で加工を施し、どのような大きさでどのような形にすればより長く滑空させられるかを考え、試行錯誤することを行いました。子どもたちの発想は面白く、折ってみたり、ねじってみたり、ハートの形にしたり、穴だらけにしてみたり……、いろいろ試す中でより滑空したり面白い滑空をしたりする見つていました。
最後は自分が作った滑空体を体育館の舞台の上から落とし、「誰が一番長く滑空できるか選手権」を行いました。
しょうわだより