2024-01-11
11日(木)に、新年恒例の校内百人一首大会を行いました。今年度は五色あるうちの青札、橙(オレンジ)札、赤札に分かれて、白熱した戦いが繰り広げられました。
まず行ったのは、予選会です。学級内で競い合い、青札、橙札、赤札ごとに学級のチャンピオンを決めました。冬休み前から練習に取り組んだり、冬休み中も家族で練習したり百人一首を覚えたりしてきた成果を存分に発揮してがんばりました。
学級のチャンピオンが決まったら、次は決勝戦です。各学級のチャンピオンが集まり、抽選で決まった対戦相手とのトーナメント戦を行いました。このトーナメント戦では、学年や学級は関係ありません。ですから、1年生と6年生が戦う場面もありました。決勝戦に参加しない子どもたちは教室で〝生中継〟の映像を見ながら、集中力Maxの、息をのむ戦いを観戦しました。
熱戦の結果、今年度は青札、橙札、赤札とも、それぞれ6年生がチャンピオンに輝きました。最後に、その6年生3名で、グランドチャンピオン決定戦を行いました。青色、橙色、赤色の札のすべてを並べて競い合いましたが、さすがは各色札のチャンピオンです。上の句のほんの一部分を聞いただけで札をとるその速さには、驚かされました。こうして、今年度の百人一首のグランドチャンピオンも決定しました。
子どもたちが成長して活躍する社会は、今以上にグローバルな社会になると思います。その核となる力を育てる意味からも、このような大会を通して日本の伝統や文化を知ることはとても大切なことだと考えます。下の写真は、予選・決勝戦の様子です。どの子も札を見る真剣な眼差しが、とても素敵でした。
2024-01-10
本校では毎学期の始めに地区別集会と避難訓練を行い、〝もしもの場面〟に遭遇したときにとるべき行動について確認しています。
3学期2日目の10日(木)に、まず、地区別集会を行いました。登下校のコース・方面別に分かれて1~6年生が集まり、登下校時のマナーや危険箇所、緊急時の行動を確認しました。「皆さん、小学校の電話番号を覚えていますか?」あるグループでは前に立った6年生がこう話しながら電話番号を板書し、さらに「今から30秒後に消しますのでしっかり覚えてください。あとで言えるかどうかを確かめます」と話していました。上手な進行に、最上級生としての頼もしさを感じました。また、あるグループでは6年生が欠席だったため、急遽5年生が前に立って進行していました。このように、全校児童の前に立つ行動も、3学期は6年生から5年生に少しずつ〝バトンタッチ!〟になります。
地区別集会を終えて教室に戻った後は、避難訓練です。元日に起きた能登半島地震は、子どもたちなりにいろいろと考えることがあったようです。本日の避難の様子を見てくださった市川市北消防署の方からもお褒めの言葉をいただいたほど、命を守ることを真剣に考えながら、迅速に行動することができました。
避難訓練後には教職員による消火器訓練を行い、その後に3年生は煙中体験を、6年生は起震車体験を行いました。子どもたちが行った後、教職員も体験させていただいたのですが、起震車での震度7は想像以上に揺れが大きく、テーブルを手でしっかりつかんでいてもじっとしているのがつらかったです。煙中体験のテント内も、思っていた以上に煙で前が見えませんでした。実際に地震や火事に遭遇した場合、どのように行動すべきかを改めて考えさせられました。
※下の動画は、震度7の起震車の様子です。実際に体験してみると、見ている以上にその揺れの激しさに何もすることができず、とても驚かされました。
※昨日の記事でも紹介した〝大谷グローブ〟。子どもたちはグローブを見つけると歓声を上げ、熱心に見入っていました。今は展示していますが、この後、子どもたちが使えるようにしてまいります。(最下段の写真)
2024-01-09
2024年は、元日から能登半島地方に大きな地震が発生しました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
関東地方でも緊急地震速報が流れ、揺れを経験しました。実際に地震を経験し、報道される情報を見て、改めて普通に、当たり前に毎日を過ごせることが、実はとても恵まれていることだということを実感させられた年明けでした。
1月9日(火)、学校に子どもたちの姿が戻ってきました。みんな元気に登校し、予定通り3学期を始められることを、とても嬉しく思います。
始業式では、校長先生からまず、能登半島地震の話がありました。地震は恐ろしいもの、いつ起きるか分からないもの、災害発生時には協力したり困っている人を助けたりすることが大切なことを改めて全校児童で確認しました。さらに、校長先生からは〝助け合う〟ことについて、本校の教育目標に「やさしい心を育む」ことがあることから、日常生活を振り返って本当に困っている人を助けることができているかを確認し、自分の行動を見直し助けられる力をつけていってほしいこと。3学期はあっという間に過ぎてしまう。6年生にとっては小学校最後の学期であり、1〜5年生も1年間を締めくくる学期として毎日を大切に、力をつけていってほしいことが話されました。
生徒指導担当からは、今月の目標「自分から進んで行動しよう」についての話がありました。学校生活では、子どもたちは日直や当番、係活動や生活団活動など、様々な場面で「働く」ことを経験しています。「働く」について、語源は「傍楽(はたらく)」であることが紹介されました。傍(かたわら)と楽(らく/たのしい)、つまり、そばにいる人を楽にさせる/楽しませることが「働く」の意味になります。自分から進んで人のためになることや、人を楽にさせたり楽しませたりすることができるように行動してほしいと思います。
始業式では他に、1、2学期に全校児童が取り組んだ「校内読書感想文コンクール」の入賞者の発表と賞状授与を行いました。(最下段の写真が入賞者です)
 
子どもたちが下校した後、本校に素敵なお年玉として、〝大谷グローブ〟が届きました。メジャーリーガーの大谷翔平選手が全国およそ2万校の小学校にプレゼントした、あのグローブです。早速、お披露目の意味で校内に展示しました。明日の子どもたちの反応がとても楽しみです。
 
2023-12-22
12月22日(金)に、2学期の終業式を行いました。
2学期のスタートは、8月30日でした。気温35℃の暑い中、全校児童が体育館に集まって始業式を行ったのが、随分と昔のことのように感じます。2学期は1年間で最も長い学期だけあって、学芸発表会や校外学習、長縄跳び大会に昭和オリンピック、最近ではジャマイカ大会に5・6年生のスピーチコンテストなど、行事も盛りだくさんでした。1つ1つの行事に取り組み、また、日々の授業・活動を通して、子どもたちの心や体は大きく成長しました。今日の終業式も通常の集会とは異なる儀式であることを意識した、凛とした態度で臨むことができました。
終業式ではまず校長先生から、「節目」と「自分で見つめる」ことの話がありました。
時間は、知らず知らずに流れていくものです。終業式や1年の区切りという「節目」があることで、時間の移り変わりを意識することができます。過ぎた時間を振り返って、「どんな1年(2学期)だったのかな?」と考えることもできます。終業式や年末を機会にこれまでの時間を振り返り、「来年(3学期)は、○○をよりよくしていこう」と目標を立ててほしいと思います。
12月の朝礼で校長先生から、「12」にまつわる話がありました。鉛筆の1箱は12本、干支も12、昼間も夜も12時間、……。この話を聞いた1年生がその後、他の12探しをして、学級のみんなの前で見つけた〝12〟を発表しました。それは、「鍵盤ハーモニカ」だそうです。ドレミファソラシの白い鍵盤は7こですが、ド〜シには黒の鍵盤が5こあります。合わせると、確かに12になります。このエピソードのように、自分で考える・見つけることが学びです。ぜひ、自分の目で見つめる・探す・「もし~だったら」と考えることをしてほしいと思います。
終業式では続いて、学校に賞状が届いた夏休みのコンクールで入賞した子と、2学期のノートマイスターの子を紹介しました。ノートマイスターでは、2学期間、丁寧に、見やすい・分かりやすいノートをつくることができた子を、各学級から3名ずつ選出しました。
終業式後には各学級で、冬休みの過ごし方について確認したり持ち帰るものを整理したり、学級担任の先生から通知票を受け取ったりしました。
明日から、17日間の冬休みが始まります。ご家庭での年末年始を始め、学校生活とは違うことを経験しながら、楽しく元気に過ごしてほしいと思います。
 
 
2023-12-13
11月は学級閉鎖措置の学級もあったことから、児童集会を行うことができませんでした。発表予定だった委員会はそれぞれ準備を進めていましたので、11月分を12月6日に行いました。1週間後にまた児童集会の実施となりましたが、本日、12月の児童集会を行いました。
今回は、健康推進委員会、情報委員会、美化委員会が発表しました。
健康推進委員会では、秋に生活団対抗のドッジボール大会を企画し、中休みや昼休みの時間を使ってトーナメント戦を続けてきました。本日、その優勝チーム(13団)に賞状を授与しました。ステージ上では、団長の6年生が13団を代表して賞状を受け取りました(写真:最左上)。
情報委員会は、さすが〝情報委員会〟らしく、iPadとスクリーンを使って、冬の行事に関するクイズを出題しました(写真:最右上)。クイズは3択になっていて、指で1や2、3を表して自分が思った答えを表現しながら、子どもたちはクイズを楽しみました(写真:2段目左)。 さらに情報委員会からは、毎月掲示しているニュースコーナー(写真:最右下)の紹介もありました。
美化委員会は、掃除の時間にしてはいけないことを劇にして、全校児童に分かりやすく伝えました(写真:2段目右)。
前回の児童集会では、計画委員会(児童会)から「全校児童のよいところを集めよう!」という取組が発表されました。あれから1週間、昇降口の前にある〝よいところ集めコーナー〟には、〝よいこと〟が書かれた紙がたくさん貼られています(写真:上から3段目) 。1つ1つに目を通してみると、どれも素敵な姿ばかりです。これらの姿は通常、当たり前として捉えがちですが、こうして言葉に表してみることによって、よい行いであることを意識できたり、「ありがとう」と感謝の気持ちをもつことができたりします。
2学期も残すところ、あと8日。この〝よいところ集めコーナー〟に、さらにたくさんの〝よいこと〟の花が咲くことを期待しています。
しょうわだより